京都のアンティークショップ その2

京都のアンティークめぐり、その2です。

大好物のマカロンを噛りながら京都の街をブラブラ。
京都に住んでいる義妹から今は京都がチャンスですよ!…と聞いていたのですが、まさにそのとおり、土曜日だというのに人通りが少なかったです。

寂れて人がいなくてガラガラ…というわけでなく、いつもの京都のように外国人のツアー客や修学旅行生がいないだけで、人通りはそこそこあってちょうど良い感じでした。

次にむかったアンティークショップがこちら。

お店はともかく、ブログにのせるんだったら短パンにつっかけで行くんじゃなかったとちょっと後悔…(^^;;

お伺いしたのは北野天満宮のほど近くにある”ブルーパロット”さん。
見た感じ、先の70Bさんよりちょっとランクが上の感じのアンティークショップでした。

70Bさんが入門編というか、学生さんでもアンティークを暮らしにとりいれるのにちょうど良いお店という感じで、こちらは大人向けというか、ある程度アンティーク持ってはる人が買いに来るお店って感じでした。

そこで、私がまず目についたのがこちら。

やっぱりまずはナラを使った家具があるかなぁ~?と探してしまいます。

こちら、ナラの斑(フ)がよくでていますよね。
ナラの斑は虎斑(トラフ)ともいわれますが、まさにこちら虎の縦ジマのように斑が出ています。

そして次に目についたのがこちら。

これ、なんの木でできているかわかりますか?

これはタモです。
タモの玉杢(タマモク)で作られています。

まず、タモというのはナラと同じく北海道材と言われる北海道に生えている木です。英語でいうとアッシュ。うちの会社は北海道材専門の会社でして、とくにタモとナラが専門でした。

そういうことで私の好きな木はナラなんですが、タモは次に好きな木です。

次に玉杢の説明をします。タモは木目がスッキリした美しい木なんですが、極稀に木目がクルッと丸くなっている木があります。この特徴的な木目を杢(モク)というのですが、タモの丸い杢のことを玉杢と呼びます。

この玉杢、ほんとにめったに出なくて、また見つけるのも難しいんです。丸太の時点で木の肌を見て、これは玉杢が取れそうと思って競り落として購入しても、製材してみると全然でなかったり、逆に出そうにない丸太を製材してみると出たりと、ほぼ運に左右されるしろものです。

なので希少価値からすごく高い値がついたりします。うちのような製材所からすると、変わった木目が出ても他の板と違いすぎると一緒に売ることができず、なかなかのこまりものだったんですけどね。

それで先代は玉杢が出ると売らずに倉庫に積んでいて、工芸家さんがふらりと来たときにあげていたそうです。売り物にならない木なのであげていたとか。

お金を取らなかった先代に、あまり無料でばかりもらっているのは申し訳ないと、その工芸家さんが完成したお盆を持ってきてくれたことがあったんですが、その工芸家さん黒田辰秋さんの息子さんの黒田乾吉さんだったのでびっくりしました。

黒田乾吉さんのことを不勉強な私はよく知らなかったのですが、その持ってきてくれたお盆をみたときは、素人目にみても素晴らしいものでした。

今度機会がありましたら先代の奥さんに借りてきて、みなさんにご披露しますね。
それはそれはいいもんでしたよ!

ちょっと長くなってしまいましてすみません。
もうちょっとつづきます。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

アルブル代表。「木育」の普及に精力的に活動中。
主に団体様に向けて、現在の環境状況や、木を使うことによる循環型社会のセミナー講師としても全国各地飛び回っている。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP