【桐のお重】(高槻市在住-Kさん 女性の木工作品)

いくつもの既に作られているKさん。電車で高槻から月2~4回ほどお通いです。今回は別の作品と同時並行でちまちまつくられていた「お重」が完成!

  • 仕様

SIZE:H150×W150×D150(約 mm)
材料:桐
材料参考価格:1600円程度
製作日数:total4コマ程度

桐にこだわった3段お重

食べ物をいれるわけじゃないけど、3段のお重がほしい。とKさん。どこかで見たそうで、それを作ってみたい!とのことでした。

桐はとても軽く、容れ物にもよく使われますよね!ある程度調湿効果があるので、贈答品などでよく見かけます。そうめんとか。

有名なところでは「桐たんす」

桐は空気を多く含むので(だから軽い)火を通さないんです。昔は何よりの家宝であった着物を入れておくためのもの。
もちろん、焦げたりはしますが、そこで火を食い止めるので、中の着物は安全です。

今回はそこまで「たいそう」ではないですが、お重です。何を入れておくかはあとで決めるそうです!
このサイズ感、可愛らしくていいですね!


3段重ねると、ちょうどキューブのような立方体になります。

桐の落ち着いた木目がやさしいですね。塗装はOSMOクリアのオイルフィニッシュ。


これは裏返して見たところ。底板の凸が下段のお重の凹とぴったり重なりずれません。
この作り方はお重の定番で、以前、この方法で結婚式のプレゼントに3種の木で作られた方もいらっしゃいました。

【MOVIE】幸せの重箱!!

木目がつながるよう45°の切り口をあわせて作る四角は強度が不安なので、「かんざし」を入れます。


3段それぞれに木の個性がある桐。それでも全部同じ一本の木からとっています。

一体、何がはいるんでしょうね!そちらも楽しみです!

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