【まげわっぱワークショップ開催しました】@TARA COFFEE & HERB

祝日の10月23日(祝)に尼崎市の立花にあるtara coffee & herbにてワークショップを行ってきました!
スタッフは辻&森川の二人。店主のtaraさんからのご依頼。ひょんなことからお会いした当日に、
木工教室されてるんですか?(←5分後)ワークショップしてくれませんか?(←10分後)まげわっぱできませんか?(←15分後)日にちいつならいけますか?(←20分後)という驚きの早さ。

 お料理とおんなじ、じぶんで手作りのまげわっぱ。

taraさんのまわりには、食や環境、くらしを大切にされているご友人・知人がたくさん。だからこそ、食につながる木工をしたい!との希望でした。
でもまげわっぱって、乾燥させたり、接着したり、けっこう待ち時間が多いんです。通常なら難しいんですが、時間のゆったり流れるこのカフェなら、ちょっとやってみたいな。「待つ」ことも楽しんでいただける方も多いのではないかと思い承りました。


▲曲げたり、乾燥させたりの多いまげわっぱ

場所は尼崎市立花のひっそりとした、長屋の一角をリノベーションした趣のあるこぢんまりしたカフェ。
ハーブや野菜がたくさん並びます。(もちろん販売もされています!)

アルブルスタッフの早苗ちゃんが女性目線で指導してくれます。


巻いて「かさなる」部分は2倍の厚みになってしまうので「かんな」をかけ薄くしてもらいます。
みなさん上手にされていました!かんなくずの匂いをかいで、持ち帰りたい!と。
木を扱うスタッフにとって、とてもうれしいことばですね^^

材料は吉野杉の柾目(通直な木目の希少部分)です。


第一の難関の曲げの作業。数日水につけておいた材料をアイロンで蒸しながら丁寧に行います。


曲げた材料はゆっくりと寝かし、その間に桜の皮の準備。わっぱはやっぱりこの桜の皮がチャームポイントですよね^^


みなさんわいわいと楽しく作業しています。嬉しいひとこま。

体にやさしい、ランチもいただき、午後からの部

 

午後からは1回で作りたい方の部。こちらもtaraさんの気遣いで、遠方から来られる方向けに、できるだけ多くの工程を体験しながらも半日でできる形をとのご要望。

お昼にはパンとスープをいただきました!男性には足りないかと思われる量ですが、スープといっても、10種類くらいの野菜や穀物が入った栄養とボリュームたっぷりの食べ物


調味料は塩と胡椒のみ。体がよろこんでいるのがわかります。
休憩時間、ゆったりとした時間と満腹感でねむくなる……。

スタッフ早苗ちゃんや参加者さんと、「ねむくなるね….。動きたくないね……。」と話しながら休憩していると、
午後の部の参加者の方がご来店、鍵盤ハーモニカでミニライブをしてくださいました♩

3回完成コースの方も楽しみにされていると思うので、午後からの部の工程の説明は最小限にしますが、
みなさん楽しみながら完成されました!

底板が隙間なくはまるように、微調整をくりかえし、削っていきます。


うまくはいるでしょうか?きついくらいがちょうどいいんです。


柿渋やミツロウワックスを塗って完成!

さっそく使っていただいている写真をどしどし送ってくださいました。

 


そして、taraさんから(こっそり渡されたのですが)スタッフ早苗ちゃんのお父さんの誕生日が近いということで、お父さんに。とお茶をいただきました。気遣いの人だなぁ……..

「ぜいたくな時間」を楽しむ豊かなくらし

日々仕事に追われていると、忘れてしまう時間の使い方があります。コーヒーが落ちるのを待つような、なんでもないけど贅沢な時間。
そして自分の手と目と鼻や耳を使って、考えながらつくる。

参加者のみなさん暮らしを大切にされている方ばかり。料理をてづくりするように、材料のことを知って、手をかけて。
そんな風に木工も料理と同じように広まったらうれしいな

なんて、コーヒーを待つ時間、ゆったりと考えていたのでした。

「tara coffee & herb」

おすすすめの場所です。お腹と五感が休む場所。

taraさんが記事にしてくれたブログはこちら。

 

 

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