小学生とのヤギ小屋づくり体験【瓜破西小学校】

大人になった今でもなつやすみ。という言葉を聞くだけで、ワクワクが込み上げてくるのは僕だけではないはず!
青い空に入道雲、網と虫かご、浮き輪に水筒。そんなビジュアルが自然に浮かぶスタッフ辻です。こんにちは。

いまどきの小学生って、なつやすみどんな風に過ごすんだろう?と思ってましたが、ちょうど大阪市内平野区にある瓜破西小学校で、夏休み中にヤギ小屋を小学生と一緒につくれませんか?という依頼を受け、なつやすみらしいワークショップのはじまりです。


 

アーバンパーマーカルチャーを実践する小学校

瓜破西小学校では、なんと「都会にいながら恒久的持続可能な環境体系」=アーバンパーマカルチャーを実践しているんです。
グラウンドに畑や田だけでなく、ビオトープを作り、そこから畑の水を取り、育て、野菜を収穫。自分たちの食べ物の他に、飼育する動物のごはんとし、その動物のフンを肥料にする。そんな循環を学校のグラウンドで実現させているんです。
(※単語に僕なりの私見があることご了承ください。)

△ビオトープ内に生息するメダカ。見えますか?

 

学校の人気者、ヤギのアトリくんの小屋作り!!

アルブルと2人3脚、NPO法人木育フォーラムにお話をいただき、アルブルで製作とレクチャーを請け負うことに。
ここはこうしたい。などのディスカッションを交えて、イメージ図を書いていきます。

△イメージしやすいよう簡単なスケッチ

午前中3時間のみの作業を、3日繰り返し、小屋の枠組みを作っていきます。

1日目〜小屋作りスタート!

 

1日目は土台づくり。小屋の土台となるのですが、スノコ状にします。
ヤギのアトリくんのフンは、アズキのような硬いコロコロとした形状。
そして、そのフンは捨てるのでなく、肥料として大事に扱います。
そのフンがスノコから溢れて、下に溜まってくれるようにスノコにするのです。


△2×4材でスノコを作っていきます。初めて使う電動ドライバーにみんな興味津々


△電動ドライバーを持って決めポーズ

作業はみんな助け合いながら、順調にすすみ、土台が半日で完成!怪我もまったくなく、
この日のプログラムの一つでもある、スイカ割りも楽しみました!


△スノコの上が一番落ち着くそうです。みんなスーパー銭湯みたい!これで完成でいいよ〜。と盛り上がってます。


△同時進行でスイカ割り。ちがうちがう!こっちくんな〜の図。

2日目〜フレームづくり

 

2日目は柱と屋根のフレームを組む作業。
専用の金具を使って2×4材(ツーバーフォー材)をジョイントしていきます。


△立体的になっていく小屋

すでに小学生たちの憩いの場になっていますが、あくまでヤギのアトリくんの小屋です。
2日目は天候も曇り空。天も味方して、涼しい中作業できました!

そして2日目はピザ窯づくりと、3日目のピザ作りのリハーサル。
なんでも自分たちで作ってみるって、本当にかっこいい小学校だとおもいませんか?

3日目最終日〜

 

3日目は最終日!小屋の完成はまだちょっと先ですが、骨組み、壁貼りまでは小学生にお願いします。

知って欲しいのは、
木でつくると意外と簡単にできるんだよ。という Do It Yourself。
でも、その道のプロの人がやると、早いし、長持ちするんだよ。という職業と文化のこと
それと、個人の工作以外の体験、みんなでやるとこんなに大きなものが作れるんだよ。ということ。
その他たくさんの学びがありますが、それは、本人たちが通う学校からたくさん得ている学生たち。

あとは、夏休みはいつでも最高で、短い!ということ。笑


△自分でつくったピザを炎天下で頬張る!チーズも伸びるね♪


△初めて使うエアタッカー(フィニッシュ)がいちばんの人気でした。


△みんなで壁貼り。ヤギのアトリくんの習性を話し合いながらすすめるのでアドリブです。


△【ここに住む!】とスイカを頬張る。秘密基地はいつでもこどもたちの憧れです。


△だいぶ近づいてきて終了。ここから、屋根やいろいろが付きます。楽しみ♪


△てづくりの石釜で焼かれるピザ。具沢山。のこしたらだめだよ。


△差し入れです〜と、自分の焼いたピザを照れ臭そうに持ってきてくれる。


△石釜で焼くピザ、働いてみんなで食べるピザ、その場所で採れた野菜。作った人の顔、声が聞ける野菜。
なんでこんなにおいしいんでしょうね!

僕の私見ですが、僕は根っこという言葉が大好きで、野菜も植物も木も音楽も文化もその土地で育ったからには訳があると思います。
その根っこから伸びるものを循環していけばいい。あわなければ、風や動物の力を借りて移動すればいい。

ぼくらアルブル、木育フォーラムが生まれたのも、大阪住之江の平林という材木屋さんの町です。
瓜破西小学校のように、こんな街中でも、育つものをいただき、感謝して大きくなれる、
そんな小学校があることが、本当に嬉しい!
山も森も林も木も土も海も、ぜんぶ繋がってます。

Do It Yourselfも素敵ですが、その場所でのサイクルを知り、
その場所の自然に身を委ねることから、はじめることでなくはじまることもあると改めて学んだ、
ひさびさのプチ林間生活(泊まってないけど…..)でした。

みなさん、ありがとうございました♪

 

ABOUTこの記事をかいた人

教室指導員、ほか、ワークショップ・イベントのプロデュース担当。
趣味:楽器演奏、美術鑑賞、デザイン、ものづくり全般

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP