【ケヤキのウェンジの厨子】(尼崎市 Fさん)男性

いつも丁寧な作業をされるFさん。

今回もじっくりとりかかります。

 

完成写真がこちら!

 

ご自宅に置いた写真を送って頂きました。

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材料はケヤキ、取手はウェンジ。

一枚の厚いケヤキをブックマッチ(※板を半分にスライスし本の見開きのように

配置すること。)の扉

扉に段をつけて意匠としています。

 

さぁ、あけてみましょう。

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台が置かれ、中も総ケヤキです。

そして目を引くのは象嵌(ぞうがん)。

こちらもウェンジです。

模様の意味は「つながる世代」とのことで、

シンプルながら幾何学的な模様。

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引出しをあけると、燭台にもなる台が出てきます。

そしてさらに引き出すと、

板がはずせ、大切なものをしまえる空間が。

 

みためだけでなく、使い勝手、想いなどすべて考え尽くされた設計。

 

 

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ウェンジの取手。ウェンジはかなり稀有な材料で、

知り合いの材木屋さんが、

生徒さんが上手に活かしてくれるなら。

と破格で譲ってくれたものです。

これもご縁ですね。

 

その後、一度教室に遊びにこられたとき、

出来上がっていたパーツ、この取っ手を見てもらったとき、

いたく感動してました。

 

今回も素敵な作品(というにはもったいない)

おつかれさまでした!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

教室指導員、ほか、ワークショップ・イベントのプロデュース担当。
趣味:楽器演奏、美術鑑賞、デザイン、ものづくり全般

コメント

    • 田中耕司
    • 2016年 9月 01日

    素晴らしい作品ですね!たいへん丁寧に作られたのがよく分かります。象嵌の部分はプロ級ですね! 私も自分の入る仏壇が作りたくなりました。

      • アルブル木工教室
      • 2016年 9月 02日

      田中様
      コメントありがとうございます!Fさんは鉄工にも精通していて、木工ではそこまでこだわらない0コンマ何ミリまで大事に作業されてます。笑
      お目をつけて頂いた通り、象嵌には試行錯誤の実験からされてました。おだやかな趣味をお持ちの先輩方は皆さんお元気で、うらやましく思います!

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