【製材〜カッティングボード製作ワークショップ】@島津のもり

4月のはじめに京都府の島津製作所さまにご依頼いただき、京都府内に保有される山にてワークショップをしてきました。CSRの中でも『地球環境の保全』に力をいれていらっしゃる企業さま。企画から参加される社員様みなさまとても真剣に取り組んでいただきました!


△アルブル代表・大砲木材株式会社・NPO法人木育フォーラムとして、森と木との一連を話す米地

 

当日の風景(木育のおはなし~木当てクイズ~製材体験~ワークショップ)

1.木育のおはなし

まずは「木育」の話から。木を切ることって悪いこと?という切り口ではじまり、日本の木の文化と諸外国の森との比較などを交え、こどもにもわかりやすく、木を使うことがなぜ良いか。をお話しさせていただきました。
こどもも真剣に聞いてくれ、質問してくれたり、答えを先に言ってくれたりで、おなじ宇宙船地球号の乗組員として、ほんとうに嬉しく思いました!


△紙芝居形式でわかりやすく話をすすめます。

 

2.木あてクイズ

アイスブレイクとして、クイズ形式で、木の樹種を当てるゲームです。7種類くらいの木の中から、ひとつずつお題の木を選びます。軽いもの、重いもの、においのあるもの、赤いもの、白いもの、年輪がはっきりしたもの、ヒントを元に選んでいくのですが、まず、こんなに木によって個性が違うことをいつもみなさん驚かれます。


△においをかいだり、重さをくらべてみたり、こどもたちの方が正解率が高かったかも!?

3.製材体験

さぁ、メインのデモンストレーション、チェンソーを使って、「島津の森」で間伐、あるいは倒れた倒木を板にしていきます。丸太のままでは「暮らし」とリンクしない木も、板になっていくと、驚きから「欲しい!」の声に変わります。


△初めてのチェンソー体験。音やおがくずにびっくりしながら、目をつむりながらがんばりました!

△うれしい!けど口の中におがくずが。。。

△こどもたちも小さなからだで力一杯がんばってくれました!

4.製材体験

板になった材料を加工していきます。ここでは時間省略のため、ある程度切り分けた材料を配ります。
ここからはわたし辻がバタバタで、あまり写真がありません…..。がにぎわいを感じていただければ嬉しいです。


△ジグソーで材料を切り出していきます。

△かんな、サンドペーパーで形を整えた後、バーニングペンで文字や模様をかいていきます。

山から、暮らしへ。を体感できる島津の森

丸太が人の手にわたるまで。

今回なにより、素晴らしかったのは、島津の森での木を使って、それが道具となる一連を知っていただける流れになったこと。今回は多少準備が必要でしたが、木が板になり、それを加工する。という身近さ。使うに耐える良い木にするには多くの手がかかる。という相反することをその森の中で知っていただけたことです。


△森から切り出された丸太の状態

△これを材木屋の道具、バンドソーで挽いていきました。
△危険を伴う重労働なので、2人がかりで行います。

△丸太から板になった状態。

このように切り出す工程はシンプルなのですが、実際の考え方が難しいところなのです。必要な材料をとるには、節をさけ、円のなかからどれだけ取れるか、また、反りやすい部分をどう省くか。反りを見越して何ミリで切り分けるか。などです。加工技術の職人の手仕事は普及されていますが、材木屋さん、林家の技術にも職人技があります。

その他団体さまのワークショップ、自然とのふれあい。

わたしども以外にも素敵なワークショップをされていた他団体様がたくさん。一部ですが写真にて。


△「森」を感じてもらうため、フクロウも呼ばれたようです。


このように島津製作所さまでは生物多様性の保全・回復を共通の社のスローガンとして掲げ、社員一丸となって取り組まれています。その中での木工、森林保全の一部分ですが、お招きいただき、私たちスタッフにとってもとても有意義なものとなりました!ありがとうございます。

ABOUTこの記事をかいた人

教室指導員、ほか、ワークショップ・イベントのプロデュース担当。
趣味:楽器演奏、美術鑑賞、デザイン、ものづくり全般

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