【特集】ナチュラルエッヂの器のできるまで(作成者:豊中Hさん)

ちょっと前に、兵庫垂水の山まで行って、預かってきたクスノキの丸太。

里山ぐらしで自然農をされている方からのあずかりもの。

「ウッドターナー、豊中のHさんがおもしろく使ってくれないかな」なんて想像しながら、

片道2時間かけて貰ってきました。

そんなお話の前に、まずは完成品。ここまで3時間くらいで作れるなんて、私もできません。

▲一つの丸太をまっぷたつにして作るので、2つできあがります。


▲十分おもしろいかたちですがここから水分がぬけて、さらにぐにょ〜んと曲がります。


▲使う部分によって、ライブ感のあるターニングになるので、人の手と、自然の手、両方で、
形ができあがっていきます。


1.材料調達!


まずは材料を取りに兵庫県垂水の山まで。

この山からとれたクスノキ。畑を広げるために、荒れた林から切られたもの。
自然からのいただきものですね。


めちゃくちゃ重たいので、次の日筋肉痛でした。
車を停めれる場所まで山からごろごろおろしていきます。

丸太さん、平林へようこそ!


2.チェンソーでまっぷたつに割ってくりぬき!


さぁ、少し山の男になった気分でチェンソーで割ります。(画像なし)

つぎに、バンドソーで丸くくりぬき、大きさを決めます。

どーん!写真を撮っていると、ウッドターナーはこうやって配置するんですよ。と教えてくれたHさん。

た、たしかに、自然なのに不思議な感じがつたわります。


3.旋盤にとりつけ!ターニング開始!


いよいよ旋盤の登場!アルブルには大小2つの旋盤があります。

▲まずはお皿の下になる部分から削っていきます。

▲回転する材料に刃物をあてて削っていくんです。
水分をたっぷり含んだ材料で旋盤もちょっとぐらぐら。


4.一回とりはずし、反対側を削ります。


だんだん形がみえてきました。ここからも慎重な作業がつづきます。

▲今度は、お皿の内側を削るために、反対側を固定します。
そのまま旋盤にとりつけ


▲ひたすら削る!

▲くすのきのおがくずがたくさん。このしゅるしゅるっとしたおがくずは上手に削れている証拠。
匂いも独特なくすのきは賛否両論。ある人は少し苦手、といい、ある人は好き。と、またある人は興奮する香り。と


▲内側がくり抜かれてきました。左手に見えるのがHさん。虚無僧のようなフェイスガードをつけています。
まさに無心になったような面持ち。

▲わー!あっというま。安定して回転させるため中心だけ残して削るんですね。

そしていよいよ…


5.完成〜!


といいつつ、みがいたり、不要な部分を切り落としたり、ちょっとした一手間がかかります。(省略)

計算機と比べるとその大きさが分かりますね。

個性的な二つのかたち。ひとつの丸太から、Hさんの手によって引き継がれるものとなりました。

これはナチュラルエッヂというもので、自然の(ナチュラル)淵(エッヂ)という意味とのこと。
私も知りませんでした。

自然農をされている方から譲り受けたものを活かして、ナチュラルに仕上げられたストーリー。
そしてここから、また水分が抜けて形が変わっていくんです。

それも楽しみの一つ。

苦労して運んだかいがあり、自然からものが生まれる過程を教室で見れて幸せ!
わたしは旋盤が苦手なので、Hさんに是非色々聞いてみてください!

豊中Hさん、素敵な作品と、レクチャーありがとうございました。

 

 

 

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